商業出版の企画書をマスターする!通りやすい企画書はこれだ!

2019年3月01日

こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。
弊社は、本の企画〜販売戦略までをプランニングする「出版企画・出版総合プロデュース」の会社です。
弊社代表の後尾が自ら取材に同行し、多くの経営者様の体験談や情熱を「本」という形にまとめ、世に発信して参りました。
 
本日は、「企画書の書き方」と「最近の具体的な事例」について、代表取締役の後尾に聞きました。
 
売れる本 書籍 出版プロデュース
 

■企画書はこの項目を網羅すべき!

インタビュアー(以下;イ):まず、商業出版において超重要事項である企画書から伺いたいのですが、企画書にはフォーマットというものはあるのでしょうか?
後尾:はい。あります。企画書の書き方はほとんど決まっているのでご紹介します。
 

①タイトル

本のタイトルは、最終的には出版社が決定することがほとんどです。しかし企画書の段階でも、まずは編集者を惹き付けるためにインパクトのあるタイトルを考えます。
 

②サブタイトル

これは任意です。タイトルだけでは本の魅力を表しきれないという場合は、サブタイトルを付けます。
 

③キャッチコピー

これも任意です。本の帯に入れるとしたら、どのようなことを書けば読者を惹き付けられるか考えます。
 

④概要(※必須)

本のジャンルを明らかにし、どのような内容なのかを200文字程度で表します。Amazonの「商品説明」に掲載されるような内容をイメージしてください。
 

⑤著者名(※必須)

本名を記載します。漢字の後で( )内に読み方も明記しておきましょう。
 

⑥ペンネーム

これも任意です。ペンネームを希望する場合のみ記載します。
 

⑦著者プロフィール

プロフィールはかなり重要です。ものによっては、出版社は本の内容よりも、どのような人が書いたのかを重視する場合があります。
 

⑧著者連絡先

住所、電話番号(携帯でも可)、メールアドレスなど、いつでも連絡が取れる方法を記載します。
 

⑨企画意図・企画背景

これは必須です。この項目では、なぜ、この本を企画したのか。どのような社会的な背景、時代背景によってこの本が売れると考えたのかを書きます。
 
特に以下の2点を踏まえて1000文字以内で書いています。
・なぜ今、この本が求められているのか
・この本で何が解決できるのか、どんな人(こと)の役に立つのか
 

⑩読者ターゲット

この本を購入する読者の属性を明確にします。ここが明確なほど、出版社はその本のマーケットを予想できます。属性は以下の点に注目します。
・性別
・年齢層(例:30~40代)
・社会的立場や抱えている課題。ここは複数記載しても構いません
 
(例:部下を初めて持ったので指導力を付けたい管理職。子育て中で副業を探している専業主婦。できるだけ節税して相続をしたい高齢者。起業を考えている会社員。婚活中の独身男性など)
 

⑪類書(※必須)

出版社は、全く新しいジャンルやテーマにチャレンジするよりも、既に一定の市場があることが分かっているテーマを採用する傾向があります。そのために、売れている類書があれば、企画の説得力が増します。
どの本が売れているかは、Amazonのランキングやレビューの多さを参考にすれば良いでしょう。類書は2~5冊程度上げておきましょう。
 

⑫販売に有利な点(任意)

ここでは、著者自身も販売部数を伸ばすことに貢献できることをアピールします。
 

⑬目次構成案(※必須)

目次構成は、企画が採用された後や執筆中に変更することがありますが、どのような本を出版したいのかを最も具体的に伝えられる部分ですので、しっかり作成しましょう。単行本1冊で60~100程度の見出しを用意し、適度な塊で章に区切る必要があります。類書の目次を見ればイメージが湧くはずです。
 
上記の項目が、私たちが企画する際に重要視している項目です。
 
 
イ:なるほど……。このフォーマットに則って書いていけば、まず問題ないということですね。
 
後尾:そうです。

■企画が通りやすい人ってどんな人?

経営者の本 出版プロデュース 書籍企画
 
イ:後尾さんはこれまで数多くの企画を形にしていますが、その経験から「著者の強み」と「企画の通りやすさ」についても聞いていきたいです。
まず、どういう人が商業出版で本を出すことができるのでしょうか?
 
後尾:当たり前のことですが、一番最初は名前だけで本を売ることができる人です。売れる市場というものを自分で持っている人ですね。例えば人気ブロガー、インフルエンサーが挙げられます。その人物に関心を持つ人が沢山いる。何が好きで何をフォローしているのかが明確。そういう人は一番手っ取り早く本を出せますね。
 
イ:自分にファンがいる、ということですね。
 
後尾:そうです。松田さんもそうでした。(松田さんの詳細はこちら)7万人の会員がいて、全国に講師が3000人もいますから、本が出たらみんなが飛びつくわけです。売れる数字が見えるので、出版社も期待しますよ。
 
イ:では、ファンがいない場合は難しいのですか。
 
後尾:ファンがいなければハードルは上がります。その次に本の企画が通る人は「今の時流に乗っていて、世の中の人たちがそのことについて興味関心がある企画」です。芸能関係のニュースや、時事ネタなど、そういったものを扱った企画は重宝されます。
 
イ:最近のお茶の間を騒がせているトピックということですよね。
 
後尾:はい。ニュースで言えば、「働き方改革法案」が4月からスタートするわけですが、ではその法案がスタートした時に経営者は実際に何に対応しないといけないのか。わからないですよね。
 
イ:そうですね……。何がどう変わるのかすら、わからないです。
 
後尾:そういうものを本にするんです。4月からスタートするならそれまでの間に出版すると、そう言った企画も売れるわけです。
 
イ:タイミングも重要ということですね。ではその次に企画が通りやすいのはどういう層の方なのでしょうか。
 
後尾:販売能力が高い人ですね。端的に言うと資金力のある人です。
今は書店に1日200冊の本が出ています。その中で目立つためには広告が必要になります。そこで「私は自費でプロモーションができます」「電車や新聞に広告を打てます」という人は企画が通りやすい。
 
イ:自費で広告を打つ場合、どんなものにいくら位かかるのでしょうか。
 
後尾:新聞広告は安くて50万円ですね。高くなると100万円以上でしょう。もちろん新聞によって違います。読売新聞は発行部数日本一ですから、値段が下がらないことで有名です。
 
イ:電車の広告はどうですか?
 
後尾:山手線と東京メトロは2000万円です。
 
経営者 本 出版プロデュース 書籍 企画
 
イ:・・・・・!!
 
後尾:もちろん、掲載する場所によって違いますが、窓のステッカーなどは1ヶ月2000万円です。定価がその値段なので、枠が空いていると下がる場合もあります。しかし電車というのは本数がすごく多い。だから高いのです。
私鉄だともっと安くなるかと思います。私が私鉄でやったプロモーションはステッカー代も入れて150万円くらいでした。
 
イ:その広告は全車両に掲載されたのですか。
 
後尾:1つの車両のどこの窓、と決まっていました。
 
イ:では、プロモーションが自腹でできる人は企画が通りやすいと。
 
後尾:有名な話ですが、与沢翼さんは自著のプロモーションに7億円かけました。電車の広告を車両ごとジャックしたり。
 
イ:すごいですね……。それができない場合はどうすればいいのでしょうか。
 
後尾:ここへ来て大事なのは質の部分です。
・企画内容が良くて
・ペルソナが明確で
・それは世に発信すべきなのか、語り継がれる内容なのか
というところです。
 
本は1冊1200円や1500円です。
消費者がその額を払ってもその内容を知りたい!と思えるか、ということが大事です。
その価値を提供できる人が商業出版で企画が通りやすいのです。
 
 
スタックアップでは、あらゆる出版形態に対応したプロデュースを行い、実際に経営にも良い影響をもたらしている、と言ったありがたい声を多くいただいております。
 
出版未経験の方でも一からサポートいたしますのでご安心ください。
 
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