今さら聞けない“出版”の素朴な疑問!出版社 社長に一問一答!

企業出版ならスタックアップ

本の企画から販売戦略までをプランニングする出版企画・総合出版プロデュースの会社、スタックアップです。

最近、めっきりと露出が多くなった我らがスタックアップ社長、後尾(ごのお)ですが、今回もまた“出版のプロ”として、業界の内側をいろいろと教えてくれました。本の出版を考えている経営者の皆様は必読ですよ!

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本を出版したい!その意図は如何に?

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
そもそも「本を出したい!」って人は、何目的なんですか?
後尾
いきなりだね。まぁ、人によって目的はいろいろあると思うけど、要は自分のコンテンツを世の中に伝えたいってことかな。コンテンツっていうのも幅広いけどね。

そして、本の種類によって目的は変わってくるよ。実用書だったら「広めたいノウハウがある」とか、自己啓発だったら「理念の浸透」、ビジネス書を出したい人は自社の集客や営業目的かもね。採用目的って場合もあるかな。最終的な落とし所はバラバラだし、予想がつかない方向に行くこともあるけれど、企業出版の場合はビジネスが発展するきっかけになることが多いよね。

インタビュアー
出版不況って言われていますが、今は何部くらい売れたらベストセラーって言えるのですか?
後尾
昔は10万部売れたらベストセラーだったけど、今は3万でもすごいんじゃないかな。出版社は大手でも右肩下がりだし、どんどんデジタルコンテンツに移行してっているから、紙の本は難しいよね。これも時代の流れかな。
インタビュアー
紙の本、厳しい状況ですね……ちなみに初版は大体どれくらい刷るんですか?
後尾
スタックアップの場合は3000部。売れ行きに応じて重版するけれど、それも一度に刷るわけではなく3000とか5000ずつだね。だから、3万冊くらい売れる本は、何回も何回も重版するよ。
インタビュアー
最近、面白いと思った本はありますか?
後尾
面白いと思った本……タイトル忘れちゃったな、でも実用書だよ。本は職業柄か浴びるように読んでいるから、記憶が錯綜しててパッと一冊思い出せないんだよ。
インタビュアー
実用書とは意外です。って言うか、実用書って面白いものなんですか? マニュアルというかハウツー本ですよね。
後尾
それについて知りたい人とか覚えたい人には面白いんじゃないかな。

プロから見た売れる本とは?

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インタビュアー
話は変わって、後尾さんは出版業界に20年以上いますが、プロから見て「売れやすい本」の特徴ってありますか?
後尾
これは自分ではなくて、こんまりさんの本『人生がときめく片付けの魔法』をプロデュースした人の言葉になるのだけど、「自分の言葉を持っている人」の本って、人の心を動かすんじゃないかな。独自の言葉、表現、価値観って惹きつけるものがあるよね。それは企業出版にも通じていて、自分の事業に対するキャッチフレーズがあって、それがタイトルとかになっていたりすると売れるよね。
インタビュアー
なるほど、わかりやすい!
後尾
『13歳のハローワーク』も好例だと思う。そういえば思い出した。昔、『裏のハローワーク』って本を出したことがあるんだけど、あれは売れたな。40万部くらいいったんじゃないかな。
インタビュアー
40万部!すごいですね。中身も気になります〜!
後尾
要はさ、表に出ないような仕事を渾身の取材によってリアルに紹介する本なんだけど、いろんな仕事があるんだよね。マグロ漁船の漁師、大麻栽培、治験バイトとかとか。取材が緻密だから、生々しいんだよね。
インタビュアー
読んでみたい!
後尾
売れたから、その後もシリーズで何冊か出したよ。やっぱりタイトルの力って大きいよね。
インタビュアー
素朴な疑問です!本のタイトルは誰がつけるのですか?
後尾
著者って言いたいところだけど、ほとんどの場合は編集者だったりプロデューサーだったり。要は、出版側の人間がつけるよ。著者がつけようとすると、どうしても想いが強すぎてわかりづらくなったりするからね。伝えたいことと読者が求めている情報って違うからね。
インタビュアー
確かに。言われてみればそうかも……。話は変わりますが、本屋さんに平積みされている本ってありますよね。目立つところにあるので、つい手に取ってしまうのですが、あそこに置かれている本って、どのようにして決まるのですか?
後尾
何パターンかあるけど、まずは大手の出版社が場所を買っていたりする場合は、その出版社が推している本を置くよね。まぁ、大体が新刊になるんだけど。

知られざる平積のカラクリ

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
場所を買う!それは初耳です!
後尾
そうなんだよ。でも、この方法は大手しかできない。お金かかるから。玄文社の場合は、実績をアピールして頼みこんで置いてもらったりしているよ。「ジュンク堂で1位を取りました!」とかね。他に、紀伊國屋でレジ前のワゴンに置いてもらったこともあるよ。だから、書店に営業をかけるって方法ももちろんあるということ。もちろん、書店側が決めることもあるけどね。
インタビュアー
平積みは激戦区ですね。今度本屋に行ったらまじまじと見てみようかな。ところで、玄文社はいろいろな本を出しているようで、意外と線引きがはっきりしていますよね。玄文社で扱っていないジャンルと、その理由を教えてください!
後尾
絵本と小説! この2つは安易に手を出したらいけない分野だと思うね。

まず、絵本。
絵本って特殊な世界で、売れる本が固定化されているんだよね。
ほとんどが昔出版されたロングセラー。どういうことかというと、絵本って親が子どもに買ってあげるでしょ。その本って、親が昔読んだことのある絵本だったりするんだよね。だから、絵本は新刊も出ているけれど、いわゆる名作が根強い人気なの。そして、絵本って市場として大きいから出版社はほとんど大手。その大手の数社が市場を牛耳っているから、新規に参入することは難しいんだよ。

そして小説。
小説ってどうやって買う本を選ぶ?大抵は作者で選ぶんじゃない?好きな作家がいて、その人が新刊を出したら買うとか。村上春樹とか東野圭吾とか、大物になればなるほど作者に対する信頼感があるから、「村上春樹の新刊であれば、絶対に面白いはず!」って無条件に買っちゃうじゃん。そして、大物作家には大手の出版社がついているから、そこに参入するのもハードルが高いってこと。
こんな理由から、玄文社では絵本と小説は扱わないのです。

本の企画はどうやって決まるの?

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
よくわかりました。そういうわけだったんですね。だから商業出版に力を入れているのですね。でも商業出版って企画ありきだと思うのですが、どうやって企画を決めるのですか?
後尾
まず、普通の出版社だったら、言い方悪いけど時代に迎合する感じだよね。
今はこういうのが流行っているから、こういう本を出そう、みたいな。
順番的には企画が決まってから、著者を選定するよね。その企画で扱う題材やテーマに詳しい人とか専門家とかが選ばれることが一般的かな。

一方、スタックアップは著者ありき。ここが最大の違いだね。しかも、こちらからお願いするとかではなく、著者から企画を持ちかけられることがほとんど。
普通は出版社から「こういうことについて本を書いてくれませんか?」ってオファーするもんだから、逆だよね。

今、スタックアップで進めている企画も持ち込み企画で、
物流業界の本だよ。著者は大学の先生で、物流業界が今後伸びるから、
投資先は物流業界がいいみたいな話なんだけど、企画を採用して出版することにしたよ。
企画が時流に乗っていて、著者が専門家であれば可能性があるからね。

インタビュアー
企画を採用したのは、後尾さんの判断ですか?
後尾
そこまでワンマンじゃないってば(笑)。ちゃんと企画会議で通してますよ! 営業と編集スタッフを交えて、数値的な論拠もテーブルに上げてみんなで決めていく。著者のSNSのフォロワー数とかこれまでの出版歴や売り上げ部数などもチェックして、総合的に判断してますよ。

ズバリ、本はいくらで作れる?

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
ちなみに、企画を持ち込まれた場合、いくらくらいの予算で出版できるのですか?
後尾
お、いい質問!
スタックアップは良心価格だよ。なんとの300万。安いでしょ。普通の出版社は1000万くらいかかるからね。1000万なんてなかなか出せる金額じゃないよね。なんで1000万もかかるかというと、まずは出版社の看板料。ビジネス書だとダイアモンド社とか東洋経済、日経BPみたいに知名度のある出版社であれば、名前だけで宣伝効果あるからね。信頼も厚いし。加えて、大手は雑誌媒体も持っているから、タイアップで雑誌にも広告を載せてくれたりするし。だから高くなる。
でも、理由はそれだけじゃなくて、大手の出版社で出す場合は、制作はほとんどアウトソーシングだからマージンが発生しちゃうんですよ。デザインや編集、ライティングとかを編集プロダクションに投げちゃっているからね。だから高くなっちゃうわけよ。

しかし!スタックアップは300万でできる!それなぜかというと、全ての工程を内製化しているから。企画も出版も印刷もグループ内で全部できちゃう。制作チームのコミュニケーションも密だし、全てに無駄がなくて早い!普通は1年かかるところを半年で企画から出版までできちゃうもんね。最高でしょ。

ミステリアスな出版プロデューサーの実態

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
その話、何回も聞いてますけど(笑)、本当にその通りですよね。ところで、いつも思うのですが出版を取り巻く人って、著者がいて、編集者がいて、そこまではわかるのですが、出版プロデューサーって存在もありますよね。一体何をする人なんですか?
後尾
その疑問、あるよね。一般の人から見たら、出版ってかなりブラックボックスだと思うよ。
一体全体、どうやって本を出しているんだろうって思うよね。有名な人ならわかるけど、有名じゃない人でも出せるのかなって。

で、そこなんですよ。出版プロデューサーの仕事って。どういうことかというと、有名じゃない人でも本を出すことができる……そのノウハウを持っている人が出版プロデューサー。
有名ではないけれど本を出したい人と出版社の橋渡し役かな。

もちろん誰でも出せるってわけではなく、世の中に広く伝えるだけの価値があるコンテンツを持っているってことが重要なんだけどね。

インタビュアー
出版プロデューサーなしで本は出せないのですか?著者が直接出版社に企画を持ち込んだりすることはないのですか?
後尾
大手の場合、コネとかない限り難しいんじゃないかな。でも、出版プロデューサーを介せば大手にも企画を持ち込むことはできるよ。
インタビュアー
どんどん聞いちゃおう。これも素朴な疑問なんですけど、文章は著者が書いているとも限らないんですよね。あれはやっぱりライターの方が書いているんですか?
後尾
もちろん本にもよるけど、企業出版の場合は著者が社長だから自分では書かないよね。社長は忙しいから、自分で書くって物理的に難しいわけなんですよ。とはいえ、ライターも社長の言葉を忠実に反映させて書くようにしているから、共同作業って感じかもね。

スタックアップの場合、1冊の本に対して1ヶ月くらいかけてインタビューするよ。2時間を4回みたいに間を空けて何回か行う。どうしてかっていうと、エピソードとかポロポロ思い出したりするし、間を空けた方が情報に漏れがなくなるからね。

インタビュアー
なるほど。でも専門性の高い本だと、ライターの方も大変ですよね。
後尾
その辺も、スタックアップは抜かりないよ(笑)。ありがたいことに医療に詳しい人、Saasに詳しい人など分野ごとに優秀なライターがたくさんいるからね。だから、テーマに応じて最適な人選ができているよ。

でもすごいなと思うのが、彼らには専門的な知識があるにもかかわらず、言葉にするときにはちゃんと一般の人たちにもわかるような書き方をしてくれるところ。専門用語を並び立てて難しく書くんだったら、それは学術書になってしまうからね。そうではなくて、企業出版はあくまで自分たちの活動を広く認知してもらうことが目的。だから、わかりやすいって
ことが大事なんじゃないかな。

これからの展望。今後出版してみたい本とは?

企業出版ならスタックアップ

インタビュアー
後尾さんがプロデュースした企業出版本で、今までで一番売れた本(売れた著者)を教えて下さい!
後尾
ダントツで松田裕美さんの本!クラフトバントの人ね。何冊もシリーズで出しているから、累計でかなり売れたんじゃないかな。しかも、複数の出版社から出しているし。バリバリの実用書だけど、クラフトバンドをやってみたいっていう潜在層がいかに多くいたかってことだよね。そこを掘り起こしたって考えると、意味があったと思うよ。
インタビュアー
では、最後の質問です!後尾さんが今後出してみたい本って、どんな本ですか?
後尾
まず、今はモノや情報が溢れている時代だよね。モノも情報も過多。だから情報を与えるような本ではなくて、その人の人間性を高めるような本をつくりたいと思っている。

それが哲学書なのか、自己啓発書なのかわからないけど、何かを考えるきっかけになったり気付きを与えるような本になればいいよね。当然自分が書くわけではないから、そういう本をかける人と出会いたいって思うよ。

インタビュアー
おお!すごくいい!その本が出たら絶対に買います!いっそ後尾さんが書いてもいいんじゃないですか?
後尾
いやいや、自分はプロデューサーとして全力を尽くすから、作者を求めます!
本を出したいという経営者の皆様、世の中にこれだけは伝えたい!と思っている皆様はお気軽にご相談ください。

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