商業出版を考えている経営者に伝えたい!起こりうる機会損失と企画前に知っておくべきこと

2019年2月05日

こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。
弊社は、本の企画立案〜出版社への提案、制作〜販売戦略までをプランニングする「出版企画・出版総合プロデュース」の会社です。
これまで多くの経営者様の体験談や情熱を「本」という形にまとめ、世に発信して参りました。
 
本日は、

「企画が成立するまでに知っておきたいこと」
「出版するまでに起こりうる機会損失」

について、弊社代表取締役の後尾に聞きました。
 
売れる本、出版、ポイント
 

■一部上場企業の社長の企画でさえ、出版までに3年かかった。

イ:商業出版について詳しくお伺いしたいのですが、出版社に持ち込んだ企画が通るまでには、おおよそどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
 
後尾:早ければ初回の提案で通ることもあります。
 
イ:「早ければ」というのは、そういったケースはあまり多くはないのですか?
 
後尾:そうですね。多いとは言えません。
もしその方が著名人でネームバリューがあって、この人の本なら読んでみたいという世間の反応が見込める方であれば企画は一発で通ります。
 
しかし、我々が日頃よく商業出版のプロデュースをさせていただく「ビジネス界で活躍している人の本」と、「作家さんが書く作品」とでは、読者のターゲット層が全然違うということは知っておくべき重要事項かもしれません。
 
私の体験で話すと、ビジネス界で有名な一部上場企業の社長の本をつくりたいというご依頼で、企画を出版社に持ち込んだことがありました。
私は当然一部上場企業の本ですから、ネームバリューだけで一発で通ると思っていました。結果、出版社10社に持ち込んだのですが、最後の1社まで一切通らなかった。
 
最後に、その社長さんを知っているという出版社の方にようやく出会って、やっと企画が通ったのです。
出版社探しが難航し、企画から完成まで3年もの月日がかかりました。
 
イ:3年ですか!それってちょっと聞き流せない話ですよね。
特にビジネス界で活躍されている著者さんだったら特に。
3年間の間に時代の流れが変わっている可能性もありますよね!?本来言いたかったことが言えなくなる可能性が出てきてしまうのではないでしょうか。
 
後尾:ええ。十分にあり得ます。
だから経営者の方が「商業出版として本を出したい」と考えた時に、まず「あなたの本が読者にもたらすメリットはなんですか?」ということを明確にする必要があるのです。出版社がその企画に対してリスクを負うわけですから。
 
イ:なるほど……。
 
後尾:出版社は本を出版して、それを売って、利益を出すことがビジネスです。本がお金になるかならないか、ということは一番大切なことなんです。
 
ですから経営者の方が伝えたいことがあっても、出版社側は違う視点で売り出したい場合もあり得ます。タイトルだけでなく、内容そのものが経営者側の考えているものとは全く違う方向に進んでいくこともあり得ます。
 
だからこそ「企画の内容」と「出版社の相性」というのは非常に大切で、出版社の求めるベクトルとは異なる企画になってしまっているといつまでも採用されず、その間に時代が移り変わってしまって大きな機会損失に繋がってしまうのです。
 
書籍、出版、売れる
 

■「著者が伝えたいこと」と「読者が知りたいこと」が違うこともある。

後尾:もう一つ事例を紹介します。学習塾で有名な企業のお客さまです。
 
以前、その学習塾の社長さんから自分がやってきたことや経営のノウハウを本にしたいというお話をいただきました。それで出版社に企画を持ち込んだところ「勉強方法を本にしたい」と言われてしまった。
読者は「経営のノウハウよりも勉強方法を知りたい」という見解です。しかしその勉強方法は事業の核ですから本にはできなかった。
 
イ:その企画は成立しなかったのですか?
 
後尾:はい、成立しませんでした。
これは「伝えたいこと」と「読者が知りたいこと」が一致しなかったわかりやすい例だと思います。
 
また商業出版でネームバリューがあり、もし企画が通った場合でも、その中身が読者の知りたいことでなければ、それは売れ行きに顕著に表れます。
本がなかなかお金に変わっていかない。
最近は特に業界が厳しいですから、商業出版として企画を通すことはものすごくハードルが上がっています。
 
イ:企画のテーマを見つけるのは難しい、ということですよね。
 
後尾:そうです。読者層、誰に何を伝えたいのか。ペルソナが明確になっているものでないと企画は通らないです。
 
イ:ということは、逆に「私はこれを伝えたいんだ!」という意志が明確にある場合、カスタム出版、ブランディング出版の方が自分の思った通りに書けるということでもありますよね。
 
後尾:書けます。期間は早ければ4ヶ月ほどで出版できます。
 
イ:ちなみに、スタックアップのブランディング出版は紀伊國屋書店で平積みされるじゃないですか。その書店に並ぶまでにプラスアルファの期間はかかるのですか?
 
後尾:いえ、かかりません。出版されるタイミングで平積みできます。
平積み期間は1ヶ月。しかし1年間は継続して販売してくれますので、ビジネス書なのか、実用書なのか、カテゴリーの分類をされてそのコーナーに置いてもらえます。
 
イ:なるほど。
事例を通して業界のことが詳しくわかりました!
ありがとうございました。
 

スタックアップでは、あらゆる出版形態に対応したプロデュースを行っています。
出版未経験の方でも一からサポートいたしますのでご安心ください。
 
業界に豊富な人脈を持つスタックアップ、お問い合わせ、ご相談は無料です。