今の時代も企業出版はブランディングに有効なのか!?
出版プロデュースから印刷、製本、販売、配送、プロモーションまで!
出版に関すること全て、自社グループで完結する、スタックアップです。
「玄文社」という出版社ももっており、本当の意味で出版に関することは全ての工程で著者にとことん寄り添えるのが強みです。
なお、弊社の出版プロデューサーのレベル(過去実績)も、大きな特徴です。
さて、今回は「企業出版」についてのお話。
企業出版という言葉は出版業界独自の造語で、企業が自社のブランディング、認知度向上や成約率向上、リクルートのために自費で本を作り、活用することを指します。
活字が読まれないと言われる現代で、未だに「本でブランディング」は成立するのでしょうか?
一緒に考えていきましょう!
企業出版は成立するのか?
【1】本を出すと会社の売上げが上がる?
企業出版を試みる目的は、大きく捉えて「売上げの向上」でしょう。
細分化すれば
・他社との違いをちゃんと伝えたい
・提供しているサービスの「価値」を言語化したい
・自社の思想、ビジョンや理念を知らせたい
・営業エリアを全国に広げたい
・成約率を高めたい
など、色々あると思いますが、それらの最終目的は自社サービスの販売、事業の継続です。
ではどうして「受注を取る」ために、何ページにも渡って文章で解説された「本」が必要なのでしょうか。
企業出版は成立するのか?
【2】本が解決する「隠された問題」
売上げを生み出すための営業活動は、どんな会社も日頃から行っているでしょう。
営業担当を雇用しているケース、Webコンテンツに力を注いでいるケース、DMの配布、人からの紹介を重視しているなど、やり方はいくらでもあります。
それらが十分に機能し目標に達していれば、恐らく企業出版の必要性はそれほど感じないでしょう。
しかし、もし売上げの停滞や頭打ちを感じているのであれば、
今の営業方法に何かしらの「解決すべき問題」が隠れているのかもしれません。
例えば
✓営業担当が育たない
✓同業他社が多すぎて優位性が全然伝わっていない(士業等によく見られる悩み)
✓そもそも説明するのが難しいサービスである
など。
商談の時間に口頭で説明しただけでは価値を伝えきれなかったり、専門性が高く難しい分野を扱っていたり。それらの問題の解決に、企業出版は非常に優れた効果を発揮するでしょう。
セミナー後の成約率向上に企業出版を活用した、人事サービス会社の事例
以前、「セミナーでの配布用に本を作りたい」というお客さまがいました。
人事制度の構築などを行っている会社です。
その会社では頻繁に、サービスの詳細を説明するセミナーを開催していましたが、そこからなかなか成約に繋がらないことに悩まれていたのです。
原因を探っていくと、どうやらそのセミナーに出席するのは「人事部の担当者」が多かったようです。会社に戻って決裁権のある社長に話しても、どうも上手く伝わっていないのではないか…とのこと。
このケースでの問題は、「決済者までサービスの価値が届けられていないこと」でした。
企業出版でメッセージをしたためた1冊の本は、会社に戻ってから社長にも手渡しやすく、セミナー出席者が1回聞いただけでは口頭で伝達しきれない、サービスの価値まで代わりに説明してくれるのです。
その役割を担う媒体として、「本の信頼度」が高かったのです。
そのお客さまは出版後、みるみる業績を伸ばし、人事という分野に新たな市場を生み出しました。
企業出版は成立するのか?
【3】ファンをつくるには理念や志に共感してもらうこと
世の中にはあらゆるサービスが飽和状態で、どんなサービスであっても類似する競合他社はいくらでもあるでしょう。
成約が増えたと思ったら既存顧客が離脱…
契約更新されずに他社に乗り換えられた…
そんなことが毎日あちこちで起こっています。
相当ニッチな専門性の高いサービスで無い限り、同じものを提供してくれる会社はいくらでもあるのです。
こうした社会の中でなぜアナタから買うべきかを最も伝えられるのは、三者三様に異なる「志」や「理念」「ビジョン」です。
消費者がその会社のファンになるというのは、単純に良い商品だからだけでなく、企業としてのあり方や挑戦する姿勢に共感するからではないでしょうか。
共感を生み出すのには、どうしてもその事柄の「背景」までを、きちんとした形で伝えなければなりません。目の前で起こっている現象だけを断片的に見ても、人は納得も共感もしません。
しかし、自社が手掛ける事業の真髄を、社員から顧客へと伝播するには相当な時間と労力が必要でしょう。その経路で伝わっていくことが一番理想的ですが、それを待つ間にも仕掛けていきたいという方は、企業出版で好きなだけ本の中で語ることができます。
出版社が利益を上げるために制作する「商業出版」とは異なり、「企業出版」は最初から最後まで著者の好きなように本が作れます。
企業出版は成立するのか?
【4】活字は読まれるのか問題
冒頭でも触れたこの問題についてですが、ターゲット層から考えていくと良いかと思います。
はじめから本より動画に慣れてしまっている世代にアプローチするなら、かなり知名度が高くないと本という媒体はあまりお勧めできないかもしれません。
(それでも嫌われる勇気や夢をかなえるゾウなど、ストーリー性の高い本はヒットしているものが幾つもあります。)
しかし、今でも毎日、新聞を取っている人はいるわけですし、メディア総なめで話題になるベストセラー本も生まれています。
結論、活字は読まれないと言い切ることはできません。
私たちが扱う企業出版はビジネス書であることが多いのですが、その場合はターゲットの年齢層や属性(職業やライフスタイルなど)から作り方や目次のコピーの表現、装丁(表紙のデザイン)、プロモーション方法を考えています。
また、情報が少ない非常に専門性の高い分野というのも存在します。
需要が一過性のものでなければ、そこで本当に困っている人々などコアな層から長く売れ続ける傾向があります。
一つ事例をご紹介します。
企業出版は成立するのか?
【5】1冊の本から広がったビジネスの可能性
「売りたいのに売れない!非上場企業の少数株主が困ったときに読む本」は、
非上場企業の少数株式の流動化支援を専門的に行う著者が、数々の支援実績を通して得た経験と知識を具体的に解説する一冊。
著者である日本成長支援パートナーズ株式会社 代表の都さんは、出版から2年が経過した今も継続的にビジネスへの効果を実感しているとのこと。
この分野を専門的に扱っているアドバイザリー会社は少なく、兼ねてから本の制作 → 新聞出稿で認知度の拡大を検討されていたそうです。
企業出版の直後には最大瞬間風速的にどっと問合せが増えたそうですが、その後も新聞出稿を続けながら地方でのニーズを開拓されています。
詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください!
企業出版は成立するのか?
【6】出版社の選び方と特徴
では企業出版を相談するのに、どのような出版社あるいは出版プロデューサーを選べば良いのでしょうか。
①知名度の高い出版社に依頼する場合
誰でも一度は名前を聞いたことのある、名のしれた出版社で本をつくるメリットは、まさしくその看板を利用できることです。名高い出版社は、著者のサービスに箔が付くだけでなく、書店の本棚の面積も広く、来店数の多い書店で目に止まりやすい場所に陳列してもらえる可能性もあるでしょう。
当然その分価格も違います。企業出版に掛かる費用は、出版社によって全く異なるのでその点はご注意ください。有名な出版社では1,000万円を超えることは珍しくなく、「ブランド利用料」によるリターンを見込めるかよく検討いただくと良いかと思います。
②低価格で制作できる出版社に依頼する場合
低価格で企業出版が可能な出版社もあるでしょう。
最初から本の用途や活用の仕方がしっかり決まっていて、本が作れさえすればいいということであれば最適な選択肢かもしれません。
サービス料金にどこまで含まれているのか、どこまで伴走してもらえるのかを相談の時点であらかじめ確認しておくことをお勧めします。プロモーションなどは著者がイニシアチブを取って進めていかないと思うように行かないこともあり得ますので要確認です。
③「出版プロデューサー」に依頼する場合
出版プロデューサーにも色んな人がいます。
その名の通り出版をプロデュースする人もいれば、本の書き方(ライティング)を指導するスクールを提供している人もいますので、ご自身の希望に合ったサービスを見つけましょう。
また、企業出版ではなく”商業出版”に的を絞って、商業出版の企画を出版社に採用してもらうところまでを支援しているケースもあります。
企業出版は成立するのか?
【7】スタックアップの本作りが安心・安全な理由
スタックアップは明確な企業理念があります。
それは「文化の継承」です。
いつしか消えてなくなるデジタルコンテンツとは違って、いつまでも残る。
この「本」という媒体を使って、中小企業の中にある魂とも呼べる文化やノウハウ、日本にある素晴らしい一面を後世に残していきたい。
その想いに共感したスタッフが、著者の方々をサポートします。
✓数々のベストセラー本を生み出したプロデューサーが関わります
一番大事なのは企業出版の目的、続いてターゲットとなる読者層。
それらを見据えて、届けたいコンテンツの打ち出し方を一緒に考えていきます。
同じ山に登るのにも登り方が何通りもあるように、同じことを伝えるのでも伝え方、切り口はいくらでも見い出すことができます。
社内プレゼンの資料作成術(ダイヤモンド社 前田 鎌利著)
例えばこちらの書籍は、伝わるプレゼン資料作成のテクニック・ノウハウが凝縮された一冊ですが、”社内向け”というのがポイントです。
ビジネスパーソンのキャリアに立ちはだかる第一の壁は、実は「お客さまへのプレゼン」ではなく「超多忙な切れ者の上司を納得させること」。
そこにゴール設定をしたこの本の切り口が、読者の内なる声を鷲掴みにしたのでしょう!
この本も風化しない非常に長きに渡り愛されているベストセラーとなりました。
✓ライターと編集者がベテラン、本の質が上がる
コンテンツの分野に合わせた実績あるライターを抜擢します。専門性の高い「医療」も含め、あらゆるビジネスにおいて本を制作してきた経験と、ライターのネットワークがあります。
また、人が本を手にとってまず見るのは表紙、目次、著者プロフィールです。
自分がその本に関心があるかそこで判断します。
目次の組み方、書き方一つが読まれるか読まれないかを左右するといっても過言ではありません。
スタックアップの企業出版では、ベテラン編集者が目次から本の構成、全体編集まで関わり、質の高いコンテンツへと磨き上げます。
✓最初から最後まで、著者を1人にしない
同グループには
・出版プロデュース
・出版社
・印刷会社
・製本会社
・運送会社
が揃っています。
本づくりの全工程を自社管理しているからこそ、常に状況把握できています。
どのプロセスにおいても著者の質問や疑問に適切な回答を提示できます。
さらに、この制作体制があるからこそ、原稿完成後、通常の2倍のスピード感で本が仕上がります。
企業出版は最速3ヶ月で製本まで可能です。
✓本づくりの真の適正価格を知っている(300万円〜)
上記、本づくりの全てのプロセスを熟知しているからこそ、企業出版における原価を踏まえた「適正価格」をご提案できます。
スタックアップでの企業出版は300万円〜。
費用の内訳(占める割合)まで公開しています。
企業出版は成立するのか?
【8】まずは1度、無料相談で話しましょう
企業出版を検討されている方は、まずご相談内容をヒアリングしていますので一度こちらのHPからお問い合わせください。
代表の後尾自ら対応し、ご相談は無料で伺っております。
無料相談の流れ
①日程調整
お問い合わせいただきましたら面談の日取りをメールで決めていきましょう。
LINEからもお問い合わせを受付けています。
面談は、Zoomにて30分〜1時間程度です。
②面談当日:どのような本を作りたいのか、内容と目的をお聞かせください
「自社の○○のノウハウを本にして、営業エリアを拡大したい」
「他社との差別化のために、自社特有の価値を伝えたい」
「これまでの歩みを本にして、創業者のDNAを社員に伝え採用にも活かしたい」
など、ぼんやりとした状態でも構いません。
近しい事例などもお話できるかと思います。
③出版の流れをお話します
出版業界の裏側は、あまり知られていないため想像が付きにくいと思います。
どのように本づくりが進んでいくか、ざっくりとした流れをお伝えいたします。
本づくりに関するどのようなご質問にもお答えできますので、何でもご質問ください。
④お見積りのご提示
ご希望の内容で進める場合の、お見積りをご提示いたします。
何社かご相談されている方も沢山いらっしゃいます。
企業出版は安い買い物ではありませんので、セカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しております。
企業出版は成立するのか?
【9】ビジネスチャンスを逃さないで!
出版のご相談でよくあるのは、
「商業出版を希望しているが企画が採用されずに困っている」
という話。
そのような方も一度ご相談ください。
同グループの出版社で採用できる可能性もあります。
しかし、年々商業出版の企画採用のハードルは非常に高まっています。
時代に沿ったタイムリーなコンテンツであれば尚更、待っている間にビジネスの契機を逃さぬように。
企業出版は成立するのか?
【10】アナタの会社にも、ファンができる!
企業の存続に「コミュニティの形成」は欠かせません。
そのコミュニティをつくるのは、企業で成長していく人財(従業員)と、それを支えていくファン(顧客)です。
いかに顧客とコミュニケーションを取っていくか。
手段はいくらでもありますが、「本」という媒体は、日頃なかなか改まって伝えることのできない
「真のメッセージ」を深くまで表現し、届けることができる素晴らしいツールです。
それでは、
事業に企業出版を活用していきたいという方のご相談を、心より、お待ちしております。