出版の内側にいるから知っている!ズバリ、信頼できる出版社とは?
本の企画から販売戦略までをプランニングする出版企画・総合出版プロデュースの会社、スタックアップです。
前回に引き続き、我らがスタックアップ社長、後尾(ごのお)の本音トーークです!
私たちが聞きたいこともたくさんありますが、本人が言いたいこともたくさんあるようで、きっと後尾のトークだけで100本のプログが書けるかもしれません(笑)。
今回のテーマは、「信頼できる出版社とは」。
下手したら、自らの首を絞めかねないギリギリに攻めたテーマです!
出版業界の内側の人間だから知っている見極めポイントをここぞとばかりに聞いちゃいました!
【信頼できる出版社とは?】歴史のあるところ
前提として、今、紙ベースに活動している出版社はだいたいどこも信頼できるんじゃないかな。この時代に紙媒体で勝負しようってだけで、なかなか硬派だと思うよ。俺もそうだけど。
何しろ時代は出版不況だから、いい加減なところはほとんど潰れちゃっているよ。潰れてないところはだいたい古くからあるところだし、愚直にやっているから存続しているんじゃないかな。
本好きに悪い人はいないよ(※個人的な感想です)。でも「歴史ある」っていうだけじゃ不十分だから、もっとないか考えてみるね。そうだね、まずは取次口座を持っているところ。これは信頼できると思うよ。
【信頼できる出版社とは?】取次口座を持っているところ
だから、出版社は本屋さんと直接取引はしないで、取次と取引するんだよね。だって本屋さんって、それこそ全国に何千何万ってあるわけじゃない。
だから、本屋さんが出版社と直接取引をするのって現実的じゃないわけよ。しかも、取次って2社で8割のシェアを占めるほどの独占業態になっているから、その2社は強気の商売しているんだよね。自分たちのやり方に従え〜、みたいにね。
要は口座を開いてくれないわけ。「俺たちと取引しようなんざ100万年早い!」ってね。
【信頼できる出版社とは?】支払いサイトが長すぎないところ
ライターやデザイナーに対するリスペクトが感じられないよ。
でも、制作部隊であるライターとかデザイナーとかにしてみれば、「うそでしょ?」ってなるわけよ。フリーランスの人もいるわけだから、9ヶ月後ってきついと思うんだよね。
だから、出版社の言いなりになっちゃうわけ。支払いサイトが長いだけならまだしも、出版費用を全額前払いでやっているところもあるくらいだよ。めちゃくちゃだよね。全額となると500万とかしちゃうんだけど、それを全額って……って思うよね。
だからすぐにでもお金が欲しいんだよ。つまり、支払いサイトが長かったり、前払いを強要するようなところは、会社経営がうまくいっていない=信頼できないって考えてもいいんじゃないかな。
【信頼できる出版社とは?】最初に契約書を交わしてくれるところ
印税は何パーセントで、支払いはいついつにする、とか。さっき言ったみたいに、うちは最初に半額、最後に残りってやっているけど、最初に全額ってところもあるから、その辺も書かないとね。
例え著者といくら親しい間柄でも契約書を交わさないのは出版社の甘えだと思う。お互いに気持ちよく仕事をするためにも、契約書は交わさないとだめだよね。
でも、契約書がない中でプロジェクトが進む不安ってあると思う。著者をそういう状態にさせるのはよくないよね。まぁ、その辺は大手ほどしっかりしているよ。
【信頼できる出版社とは?】コンスタントに本を出しているところ
忙しくてHPまで手が回らないってこともあるけど、新刊を全然出していなくてコラムもブログも更新されてないようだったら、何か問題あるのかなって思っちゃう。
【信頼できる出版社とは?】おまけ:会社が整理整頓されているところ
ちゃんとしている会社は、やっぱり会社も綺麗だもん。社内がとっ散らかっている会社は、いろいろとずさんだよ。忙しすぎて片付けもできない!っていう状況もあるかもしれないけれど、それだけじゃない気がするんだよなぁ。
【信頼できる出版社とは?】自信をもって言いたい!スタックアップは健全で信頼できる出版社だ!
この前、イベントのときに「僕はあの支払いの良いスタックアップの後尾でーす!」って言ったら、みんな大笑いしてたよ。支払いの良さは、もはや会社の個性になりつつある。
早くて金払いもよくて、歴史もあってスタッフが優秀!完璧じゃないですか!
だから、本を出したい経営者の方は気軽に相談してほしいな。きっと力になれると思います!
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