出版プロデューサーの仕事って何?
こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。
弊社は、本の企画〜販売戦略までをプランニングする「出版企画・総合出版プロデュース」の会社です。
代表の後尾が自ら取材にも同行し、多くの経営者様の体験談や情熱を「本」という形にまとめ、世に発信して参りました。
皆さんは「プロデューサー」という職業にどんなイメージを持ちますか?
結構「謎に包まれた職業だ」というイメージを持たれる人も多いのではないでしょうか。毎回出版プロデュース、出版プロデューサーと言ってはおりますが、実際どんな仕事なの!?というその疑問を解消していきたいと思います。
- スタックアップの出版プロデューサーは、「著者がどうなりたいか」を叶えるまでが仕事
- なぜ出版プロデューサーが制作の手配までできるのか
- スタックアップの出版プロデューサは企画の立て方が違う!
- スタックアップの「出版企画用 棚卸シート」
- 企画書を持っていざ訪問!スタックアップは出版プロデューサーが同席
- 著者を一人にしない、出版プロデューサーがついている安心感
- スタックアップの出版プロデューサーは「ゼロ次編集者」
- 忘れちゃいけない「出版との契約」。その前に!頼れる人に相談しよう!
- 書店への平積みは「出版社の営業力」が鍵!
- スタックアップの出版プロデューサーは超一流です!
- 【まとめ】出版プロデューサーは商業出版で成功するために何をするのか?
- ライターも編集も装丁も一流スタッフがサポートします!
- 本当に良い企画なら!自社グループには出版社もあります!
スタックアップの出版プロデューサーは、「著者がどうなりたいか」を叶えるまでが仕事
インタビュアー(以下、イ):後尾さん。今日はブログ読者の皆さんの根底的な疑問を解消したいと思います。さて、出版プロデューサーの後尾さんは毎日どんな仕事をしているのですか?
後尾:プロデューサーは、どうやって本を出したらいいかわからないという人達の想いをより具体的に出版社に伝えやすくする仕事です。
毎日何をしてるかって言うと、弊社は基本的には営業しないので問い合わせが来た件に対しての対応。私の場合他のプロデューサーと違うのが制作に関する手配も全てやっているというところです。何が今どんな状況で進んでるのかを把握しています。
今進んでいる本のスケジュール管理、取材立会い、制作に関する手配も全てやっていますので。
イ:一般的な「出版プロデューサー」はそれはやらないってことですか?
後尾:ほとんどのプロデューサーさんは著者と出版社の橋渡しまでが仕事です。
出版できる状況にしてあげるところまで。本来そうなのでそれが良いとか悪いとかではありません。
イ:では後尾さんはなぜそれ以降の制作にも関わるのですか?
後尾:著者さんのことを考えると心細いだろうなと思うからです。
後は出版社さんとのやり取りでお願いします、どうぞ!って投げられたら、私がそうされたらどうかと考えると答えは明確で、もっと親切にできることがあると思うのです。
イ:確かに、最初に相談したのは出版プロデューサーだったのに…って思うかもしれません。
後尾:だから出来るところまでサポートをします。
本ができた後、その後どこに配布されてどのくらい売れているのか、売るところまでのお手伝いまでをしてあげる。
一般的には売る努力をしているのは出版社です。
しかし出版プロデューサーも売るためのアプローチはできます。
そして「出版」はあくまでも手段です。
本というツールを使って何がしたいのか、どうなりたいのか、そこまで伴走していくことが私の中ではプロデューサーの仕事だと思っています。
なぜ出版プロデューサーが制作の手配までできるのか
イ:とはいえ、出版の制作の手配までやるのはなぜなのですか?
後尾:これは弊社のバックグラウンドが関係します。
元々の母体は新灯印刷なので、この経緯から行くと、制作までやるというのは印刷会社にとっては当たり前のことなんですよ。
そして、これが弊社の一番の強みにもなっています。
ライターさんの手配をしたり、装丁のデザインを手配したり、そこまで本づくりに関わっていく印刷会社もほぼないです。
それは本来出版社の編集担当さんの仕事なのです。
印刷会社は基本的には出来上がってきたデータを印刷するだけで、その前段階がどうなっているか把握していないことが多い。
イ:スタックアップの母体の印刷会社で、そこまで出版に携わることで、一番メリットがあるのは誰ですか?
後尾:著者さんにも出版社さんにもメリットになります。
こちらが各分野の専門家を手配することで、著者側のスケジュールに合わせやすくなります。
著者と、そして出版社さんのスケジュールも当然関わってくるのですが、一般的には著者のスケジュールにはなかなか合わせてもらえないものなのです。
また、弊社が関わる場合、出版社さんの右腕としての動きもしていくわけなので、編集者さんは相当負担が軽減されると思いますよ。
(製本工場にて)
イ:とはいえ、本を出すのは著者と出版社なのに、なぜ制作までそんなに入っていけるのですか?
後尾:それはこれまでの取引で、出版社から信頼されているからです。
最近の話でいうと、出版社が独自で手配したライティングが上手く行かず、著者からNGを出されてしまった、リライト可能なライターさんを紹介してほしいと出版社さんから相談がきました。
そこで弊社でいつも依頼している信頼できるライターさんにお願いしました。
また、度々ここのブログにも登場しているクラフトバンドの松田さんも、出版社側から「またうちで作らせてもらえませんか」という依頼が来ています。
出版社が著者に出版の依頼を持ちかける。通常は逆です。
こちらから出版社に提案した企画がヒットした、良い事例ですね。
イ:それはすごいですね。かなり信頼関係が成り立っていることがわかります。
後尾:今、スタックアップの実績もどんどん増えてきているので、それがかなり影響しているのでしょうね。
なので著者と出版社との橋渡しだけでなく、企画提案から制作、そしてプロモーションまで、全行程を網羅できている出版プロデューサーである、ということです。
スタックアップの出版プロデューサは企画の立て方が違う!
イ:本の企画を練る段階で違いはありますか?
後尾:出版プロデューサーは、著者と出版社の橋渡しをすると言いましたが、この橋渡しというのは、本を出したい著者と企画書を一緒に作っていくことです。
出版社も企画が良くなければ採用してくれないので、企画が通るようにその人の良さを引きだして、世に流通できるような、いわゆる”売れる”ような企画書にしていく。
実は、この企画書の作り方、どこまで売ることを考えて企画を熟成させていくかも、出版プロデューサーごとに全然やり方が違います。
企画書を作るのは当然簡単ではありません。
本を出したい人の多くは、やはり視点が自分目線になってしまう。
読者目線、客観的な企画書を作ることが重要なんです。
「その本誰読むの?」と、ターゲットを見失ってしまっている企画は本当に多いですよ。
たとえば成功したことを本にするなら、「どうして成功したのか?」を知りたいわけですよね。
ところが、そこがなんとなく…という感覚になってしまっている、など。
本来それを文字にしなきゃいけないんです。人はそこが知りたいんです!
どういう経験があって、どういう人生があってそうなったのか……しっかり棚卸をして文字にしてあげるのが、売り込むところまで著者と二人三脚でやっている、弊社独自の企画づくりのこだわりですね。
言い換えれば私の取引先に訪問して、お世話になっている出版社の社長や担当者さんに対して、新しい企画を紹介するわけですから、そりゃあ自信を持って売れると思える企画に仕上げてからじゃないと、訪問なんてできません。(後尾は新灯印刷や出版社の玄文社の社長も務めている)
また、ストーリーを語る上での権威性や説得力など、著者のエビデンスも大事です。
わかりやすい例で言うと、医療に関する本ならその人が医者かどうか、医者ならどの大学を出てどのような功績を残してきたのかが、読者に「読みたい!」という気持ちを起こさせるわけです。
読者が本屋さんでまず見るのは
・表紙
・次に著者プロフィール
・そして目次
です。
ですので次のステップとしては、出版社に提案するときの企画書も同じで、コンセプトの方向性が決まったら、目次を書き出します。
スタックアップの場合は、まず著者にご自身で目次を書き出してもらい、そこへ改善の手を加えていきます。
目次立ては出版社に企画を通すための重要な部分なので、惹きつけるメッセージ性が必要です。
自社で費用を負担してまでこの本を作りたい!
と思わせるには、タイトルと目次がしっかり魅力的で何を伝えたいのかが明確にわかること。
これもどこまで熟考していくか、出版プロデューサーの腕の見せ所です。
同じ「出版プロデューサー」でも、営業は著者自身でやってね!というスタンスの人もいれば、私たちのように売り込みまで一緒になってやっていく!というスタンスの人もいる。
最後まで関わる責任があるからこそ、私自身が売り込むからこそ、それが「企画書の仕上がり」に反映されています。
スタックアップの「出版企画用 棚卸シート」
後尾:スタックアップでは、著者の経験や人生、強みを深掘りするために、棚卸シートを使用しています。
より魅力的な企画にするために、著者のことを知るためです。
棚卸シートでは、主に以下の項目を記載して頂いています。
- 肩書き
- 職歴
- 資格
- 特技
- セールスポイント
- 強み
- 実績
- 印象的なお客様の声
- あなたの本を読んで読者がたどり着ける境地
- 類書との比較
これらの情報をヒントにし、打ち合わせを重ね、魅力的な企画書を作成していきます。
また、最近はZoomを使いながら、遠方からも頻繁にご相談をいただいています。
企画書を持っていざ訪問!スタックアップは出版プロデューサーが同席
イ:企画書を作成した後は、やっと出版社に売り込みに行くわけですね!
後尾:お話したとおり、売り込みをどこまでサポートしてくれるのか、出版プロデュースを頼む前に確認しておいたほうが良いと思います。
自分で営業しなければならないのであれば、何十社と一人で出版社を回れるか。
採用される保証は無いわけです。
また、出版社を集めてオーディション形式でプレゼンするというやり方を取っているサービスもあります。
スタックアップから出版社への提案は、必ず社長や部長、企画の採用権限のある方にアポを取って訪問します。場合によっては、編集長や社長が、企画や売り方をその場で一緒に考えてくれることもあります。
商談の時間を取ってもらって話ができるため、企画が通りやすいと言えます。
>著者を一人にしない、出版プロデューサーがついている安心感
イ:制作にも関わっていくスタックアップのような出版プロデューサーがいると、著者のどんな不安を解消できるのでしょうか?
後尾:具体的には、例えば「文体のニュアンスがちょっと気になる」「私はこんな表現はしない」というように、ライターさんと相性が合わず、話が先に進まなくなることがよくあります。
もし制作以降を出版社に丸投げしてしまえば、それまで著者と一緒に企画を進めてきたプロデューサーと違って、出版社の編集者はゼロから著者のことを知っていくことになるので、進め方で相違が出てきてもおかしくありませんよね。
基本的に全部やり取りを行うのは著者本人になってしまいますので。
特に、今の編集業務というのはかなり分業制になってきていて、プロセスごとに担当が違うケースもある。
制作が進んでいくうちに、いつの間にか方向性がズレていき、出来上がってみたら「アレ?」ということがあります。
だからこそ著者と編集者とのコミュニケーションが大事なのですが、忙しい編集者が取材に立ち会うことも難しくなっています。
私たちはその間を取り持って、取材にも必ず立ち会い、著者の口から聞きたい話を引き出すためのサポートをします。
伴走しながら軌道修正もしますし、著者の気持ちを理解する存在として原稿へのアイディア出しなどもします。
ライターを変えてもらう、手配はこちら側でやるなど、出版社側の負担もないよう立ち回ることができます。
つまり、出版社や編集者の右腕、著者の右腕、どちらにもなれる存在と考えてもらうとわかりやすいかもしれません。
スタックアップの出版プロデューサーは「ゼロ次編集者」
後尾:弊社のグループには出版に関わる「出版プロデュース・印刷・製本・配送」それぞれの事業ごとに会社があり、本造りを深く理解しています。
関わってきた出版関係者の方々も多く、あるベテラン編集者さんからは「ゼロ次編集者」だと、お言葉をいただきました。
私たちのフィルターを一度通っているため、出版社が見る前に最初の企画のチェックをしている。
私たちはただ「企画を通す」目的ではなく「文化を継承する」、すなわち「本を売る」ことまで見据えプロデュースしていますので、出版したい著者の想い、本を売りたい出版社の想い、どちらも踏まえてお一人お一人の企画書を見させてもらい、作り込んでいます。
忘れちゃいけない「出版との契約」。その前に!頼れる人に相談しよう!
イ:さらに契約のことについて聞きたいのですが、企画が採用されたら、契約は誰と誰が結ぶのですか?
契約とかプロモーションとか、初めて出版する人にはわからない部分も多いと思います。
後尾:契約は、著者と出版社との間で結ぶものです。その点も出版社や著者の間に立ってフォローしたり、交渉もします。
たとえば印税の支払われ方、パーセンテージなど、初めての出版だったら相場も何もわからないじゃないですか。
出版社から提示されれば「そういうものなのかな」と、言われたままになってしてしまうことがほとんどだと思います。
また、プロモーションについても同様です。
その問い合わせもよくいただくのですが、私たちはどのように売り出していくか戦略を考え、メディアとのネットワークも駆使して提案しています。
弊社の出版プロデューサーには元扶桑社の編集長、平田もいますので、マスメディアとの繋がりが非常に広く、関係も深い。
また、平田はチーズはどこへ消えたなど、爆発的なヒットをいくつも生み出してきたマーケティングの達人です。
出版は手段だと言いましたが、その本を使ってどういうポジションを築いていきたいのか、とことん後ろだてします。
このように、企画からプロモーションまで関わっていくのは、本当に正直なところ、非常に大変です。価格を押さえてここまでやるのは、私たちの理念が「文化の継承」を重んじているから。本当にその一点です。
「出版したいけどここをどうしてよいかわからない」「過去の出版でこんなことがあったから不安」というような方や、まったく初めて出版をされる方などは、ぜひスタックアップを頼ってほしいです。
書店への平積みは「出版社の営業力」が鍵!
後尾:最後に「本を売る」というところでもう少しお話しましょう。
近年では書店の店舗数や売り場面積が減ってきているので、いわゆる「平積み」はかなりハードルが高くなっています。
売り場面積は減っているのに、書店に毎日送られてくる新刊は数十年前と変わらない約200冊ほど。
供給過多の状態で、平積みはそれはそれは熾烈な争いです。
このような状態で、知名度があまり高くない著者の新刊を平積みするのは、書店目線で考えるとリスクであるとも言えます。
そこをいかにねじ込むかは「出版社の営業力」です。
「この本は売れる!」と編集者や営業マンが本気になって、書店に勧めてくれるかどうか。
著者と出版社との信頼関係が試されるのです。
編集者が自社の営業担当に「この本を勧めてほしい!」と言いたくなるほど、質の良いコンテンツ、そしてそのコンテンツを創り上げるだけの人間関係を、著者本人がつくれるかどうかはものすごく大切なのです。
著者ご自身が費用を負担するカスタム出版であれば話は別で、スタックアップの場合は、1ヶ月間も紀伊國屋書店などの主要店舗に平積みが可能です。
スタックアップの出版プロデューサーは超一流です!
では、ここからはスタックアップが誇る出版プロデューサーの実績を、詳しくご紹介していきます。
まず、スタックアップの代表取締役である後尾和男。
「本づくりは文化の継承である」という理念のもと、スタックアップ設立以降に多くの企画を生み出し、数々のベストセラーを輩出してきました。
2013年より始まった、株式会社M’s factory代表取締役の松田裕美さんによるクラフトバンドシリーズは累計20万部を突破。元々はブランディング出版から始まったこの企画も、現在は学研、扶桑社、朝日新聞社、牧野出版など様々な有名出版社からの商業出版としてのオファーが後を絶たない状態です。
2014年に出版した「行動する勇気」も増刷しています。
こちらは元々「企画が通らない」と相談を受けたところから始まり、企画を著者と作り上げ、出版社の社長様に直接交渉をして商業出版に漕ぎ着けました。
2015年にはプロデュースした「社内プレゼンの資料作成術」が10万部を突破。
この本はアジア各国でも翻訳され、多くの方に読まれています。
後にシリーズ化しており、累計18万部を突破しました。
同じく2015年「軽貨物運送で成功した10人の社長たち」。
こちらは商業出版ではなく、カスタム出版での企画ですが、この書籍を出版したことを機に問い合わせが殺到。
関東にしか営業所がなかったにもかかわらず、出版後には北海道から大分まで営業所が誕生しました。
以降、軽貨物運送業界をテーマにシリーズ化しており、3冊出版されています。
現在も多くの企画を進行中です。
そしてスタックアップに在籍するもう1人の出版プロデューサーが平田静子です。
平田静子は株式会社フジテレビジョンを入社後、扶桑社へ出向。
扶桑社の書籍編集部編集長時代には、人気ドラマ「もう誰も愛せない」のノベライズ小説を手がけ販売累計40万部を突破しています。
当時はなかった「テレビ本」や「ラジオ本」という新たな概念を世の中に創り出しました。
その後平田が担当した「アメリカンインディアンの教え」が80万部を突破。
雑誌CAZ編集長時代には、徹底的な読者目線で当時の業界の「常識」を覆す紙面の配置・見せ方を行いCAZが大ヒット雑誌になります。2週間で15万部の売上を記録しました。
書籍編集部部長時代にはそれまで社内になかった文芸雑誌を立ち上げ、のちにリリー・フランキー「東京タワー」の連載をスタートすることになる「en-taxi」を創刊しています。
1999年には松山ホステス殺人事件の犯人である福田和子氏本人に取材を行い、出版した福田の手記「涙の谷」が世間でも注目を集めました。
2000年、「チーズはどこへ消えた?」の日本語版の販売を担当。
初版2万部のスタートから、販売ターゲットを絞ったマーケティング戦略が功を奏し、次々と重版を重ねていきました。
現在、同作品は販売累計400万部の大ヒット作品となっています。
2007年には秋元康氏の処女作を元にした映画「象の背中」(秋元康原作・松竹配給)のエグゼクティブプロデューサーを勤め、出版業界のみならず映画業界でも注目を集めています。
【まとめ】出版プロデューサーは商業出版で成功するために何をするのか?
スタックアップの出版プロデューサーは著者に寄り添い、最後まで全力でサポートを行います。
まず、企画を作る前から、商業出版が決まるまでにかかる期間は平均で6ヶ月ほどです。大まかな流れとしては、
1:出版プロデューサーがヒアリングを行い、企画の内容や方向性を決定します。
2:その企画が世間で必要とされるのか、出版プロデューサーがすり合わせを行います。
3:企画の方向性が定まれば、次に取り組むのは目次立てです。
ここで編集者の力を借りてより企画を具体化していきます。
4:次に行うのは出版社に売り込むため「企画書作り」です。
「タイトル」「著者プロフィール」「目次」など、出版社側が知りたい情報を出版プロデューサーととも考え抜きます。具体的なターゲットなども記述するので、より説得力のある企画書作りが可能です。
5:完成した企画書を、企画のジャンルに強い本を出版している出版社に持ち込みます。
スタックアップは親会社である老舗印刷会社「新灯印刷」のネットワークもあって、多くの出版社とつながりがあります。企画提案の際には、編集者さん・営業担当者さんがしっかり時間を確保してくれるので、ここで提案を行います。
6:企画が採用されれば商業出版の決定です。
7:次にいよいよ原稿作成です。
執筆担当者が著者へ複数回の取材を行い、思いを文字に変えていきます。
8:完成した原稿は編集者が校正します。
同時進行で装丁のデザインも決定。体裁が完成次第、製本を行っていきます。
9:本が完成次第、著作を書店などに流通させていきます。
スタックアップの出版プロデューサーは企画の方向性を決める段階の、最初の打ち合わせから、最後の流通まで責任を持って対応いたします。スタックアップの出版プロデューサーは、この1から9の流れの全てに関与するのです。
ライターも編集も装丁も一流スタッフがサポートします!
著者をフォローするのは出版プロデューサーだけではありません。
例えば、著者の代わりに執筆を行うブックライターは、大手企業からの執筆依頼が絶えない有名ブックライターを手配することも可能です。ライティングではヒアリング〜文章作成を担当します。
編集者も、これまで900冊以上の書籍出版に携わり、数多くのベストセラー原稿を手掛けた大ベテランの編集者をアサインすることが可能です。
装丁家に関しても500冊以上の書籍を手掛けたプロフェッショナルの装丁家があなたの書籍の装丁を担当します。著者様の希望をヒアリングしながら、売れる本を一緒に作成していくことができるのです。
カスタム出版ではより柔軟にこういった専門職のスペシャリストに関わってもらえるメリットがあります。
本当に良い企画なら!自社グループには出版社もあります!
また、スタックアップのグループ会社には玄文社という出版社がございます。
商業出版の企画を作っても、企画採用までは険しい道程です。
一方、出版プロデューサーが企画を作る段階で「いける!」と思ったものは玄文社から出版することもあります。
事実、これまでに多くの方々が玄文社から本を出しているのです。
このようにスタックアップの出版プロデューサーは、従来の出版プロデューサーよりも幅広い業務を行い、著者様をサポートします。
それは全て、良い本を後世に残したい、という情熱があるからです。
いかがでしたでしょうか。
少しでも出版プロデューサーという職業の謎が晴れていましたら幸いです。
もし商業出版にご興味のある方は、無料相談を受け付けておりますので、是非ご連絡ください。
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