頑張っているのに伸び悩んでいる飲食店経営者に届けたい!もり一社長・吉野智之さんが語る自費出版の裏側

こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。

 

弊社は、本の企画〜販売戦略までをプランニングする「出版企画・総合出版プロデュース」の会社です。

代表の後尾が自ら取材にも同行し、多くの経営者様の体験談や情熱を「本」という形にまとめ、世に発信して参りました。

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今回、お話をお伺いするのは、都内を中心に回転寿司屋「もり一」を展開されている株式会社もり一の代表取締役、吉野智之さんです。

この度、吉野さんの著書「へんてこ経営者の実戦経営道場」が学研プラス社より発売されます。(2019年8月8日発売)この著書のプロデュースに、スタックアップも携わりました。

 

飲食業界の固定概念を覆し、競争の激しい回転寿司業界で躍進を続けるもり一。

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「女性を尊敬しています」と言う吉野社長は、積極的に女性を採用しており、現在従業員の93%が女性従業員なんだそうです。子持ちの女性でも働けるように、と言うことで社内で保育園を店舗の2階部分で運営しています。

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本日は、吉野社長にどうしてブランディング出版を決めたのか、そしてなぜスタックアップを利用したのか、聞いていきたいと思います。

 

 

寿司職人として培った飲食店経営の哲学を伝えたかった。

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インタビュアー(以下:イ):今回、本を作ろうと思った動機についてお伺いしたいです。

 

吉野さん:まず、弊社のオーナーが私のDNAを残したいと言い出したのが始まりでした。そこで私の商売に対する考えを文字化する手段を探していました。しかし、マニュアルだと味気ないので、それは却下していたんですね。どうするか悩んでいる時に、知人から出版プロデューサーとして後尾さんを紹介してもらったんです。互いに野球が好きということで仲良くなり、すぐにブランディング出版を決めました。

 

イ:吉野さんのDNAとはなんなのでしょうか?

 

吉野さん:接客、商品の開発、部下の指導に関することですね。入社当初は何も仕事がわからない社員でも、私がアドバイスしたら最終的に月商2000万を売り上げるような人材になるんです。まぁ、私はアドバイスをするだけで、彼らの力がすごいだけなんでしょうけどね。私は職人上がりですから、職人上がりでない人に対して自分がやってきたことを会社に残したいんです。

 

イ:吉野さんは職人さん上がりなんですね。

 

吉野さん:そうです。寿司職人しかやったことがないんです。

 

イ:どのようにして経営の方法や接客の方法を身につけていったのかを知りたいです。

 

吉野さん:一生懸命やった結果ですかね。私には信念として筋金となる言葉が2つあるんです。「感謝」と「意地」なんですけど。まず、お客様に感謝すること。そして、売り上げを負けたくないという気持ち。これを念頭に置いた結果、自然と身についていたように感じます。

 

イ:それを部下の方にも教えられてきたんですね。

 

吉野さん:そうですね。そのDNAを部下に伝えるのですが、育てた人を引き抜かれることが多いんです。そうなったらまた次の原石を探して育てます。それの繰り返しを20年以上やっていますね。昔から残っている社員は1人もいません。今の社員も、またどこかに引き抜かれるかもしれませんね。でも行きたかったら行けばいいんですよ。しょうがないじゃないですか。私には他人の幸せを奪う権利はありませんから。それでいいんです。最終的に寿司業界が盛り上がって、もり一がその中でずば抜けていればいいだけなんです。

 

外食をする際も、ご飯を食べる際は常に商売のことを考えている。

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イ:吉野さんは外食に行く際、どういったことをお考えなんですか?

 

吉野さん:常に仕事として考えていますね。ラーメン屋で煮卵を食べていても、煮卵を寿司にできないかなとか、そんなことを考えています。それで煮卵を軍艦にしたら売れたんですよ。単純にメシを食うだけっていう発想はあまりないです。全てが勉強だと思っていますね。いろんな外食産業に行ってもメニュー構成を必ずチェックします。それはなぜか。メニュー構成というのは店長のやる気と同じなんですよ。店の整理整頓についてもチェックしますね。外まで綺麗に掃除されている場合は、店長の性格が素晴らしいです。

 

イ:吉野さんが職人をされていた時のお店は繁盛していた?

 

吉野さん:4ヶ月で500万円しか売り上げを伸ばせなかったですね。オーナーに言わせると、60種類か70種類の寿司のメニューを考えればいいという話だったが、私は118種類考えたんです。

 

イ:4ヶ月で、500万円の売上を伸ばしたんですか?

 

吉野さん:はい。4ヶ月で1000万円を1500万円に伸ばしました。

 

イ:少ないように言ってらっしゃいますけど、それって少なくないですよね?多いですよね?

 

吉野さん:そう言われるとそうかもしれませんね。とにかく私のDNAを残したいんです。あと、私が本を残す上でお願いしたことは、私を東京大学出身だと学歴詐称してくれ、ということです。最終学歴が新小岩自動車学校ですから。

 

一同:(笑)

 

ブランディング出版を通して、頑張っているけど困っている人に勇気を与えたい

 

イ:それでは、本の話に戻ります。スタックアップに決めた理由はなんですか?

 

吉野さん:野球です!あと、後尾さんと話をした時に面白いと思ったからです。それだけで決めましたね。本部に電話して、すぐにブランディング出版を決定しました。

 

イ:そんなに即決できるものなんですか?

 

吉野さん:社長業は、決断の連続ですからね。正しいと判断したらすぐ決断するようにしています。

 

イ:この本は誰に読んでほしいですか?

 

吉野さん:頑張っているけど困っている経営者の方々です。売り上げが伸び悩んでいる飲食店の経営者の方や原価率を下げたいけど方法がわからない方ですね。前向きなんだけど、困っている人に読んでほしいです。

 

イ:ちなみに今、吉野さんはおいくつですか?

 

吉野さん:59歳です。誕生日が12月16日で、今年で60歳になります。

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飲食店経営は難しいことだらけ。それでも、いつも今が楽しい。

イ:吉野さんの部下でいらっしゃる佐藤さんにお伺いします。ちなみに、社内では社長はどう見えているんですか?

 

佐藤さん:怪物ですよね。エネルギッシュですし。

 

吉野さん:やりたいこと、やらないといけないこと、自分ができることがたくさんありますからね。毎日が楽しくてしょうがないんです。30歳の時に後輩にいつが楽しい?と聞かれた。今だ、と答えました。それ、40歳になっても、50歳になっても、答えは変わりません。いつも今が一番楽しい。60歳になる今年もおそらく、今が楽しい、そう言うでしょうね。

 

イ:職人からどうして商人の道へ進まれたのですか?

 

吉野さん:たくさんのお寿司を売りたいからですよ。職人と商人では苦労の種類が異なりましたけどね。赤シャリを考えた時も苦労したんです。大手食品メーカーにはまともに取り合ってもらえませんでした。でも、これで行くんだ、と覚悟を決めて勝負を挑んだ。その結果、今があります。これからもどんどん挑戦して人生を楽しんでいきたいと考えています。

 

イ:インタビューは以上です。とてもエネルギッシュで情熱的なお言葉をありがとうございました。

 

 

インタビューを終えて、代表・後尾が感じたこと

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これまで私は多くの経営者の方々にインタビューを行ってまいりました。その中で感じたのは、経営者の数だけユニークな経験があり、経営者の数だけ多くの学び、ノウハウがある、ということでした。

 

それらを会社のマニュアルやルールにしている企業は多く存在していますし、仕事の面ではその手法でもいいのかもしれません。しかし、今回、吉野社長は自らの経験や、そこから培ったノウハウを「本」という形にして伝えていくことを選択されました。

 

どうして会社のマニュアルではなく、ブランディング出版という選択をされたのでしょうか。

 

本来、マニュアルやルールというものは、組織のため、仕事のために作成されるものです。そこには仕事に関する情報しかあるべきではなく、どうしても感情の部分は排除する必要が出てきます。

 

それに対して、吉野さんはインタビューの中で、

「とにかく私のDNAを残したいんです」

(多くの苦労があったが)「勝負を挑んだ。その結果、今があります。これからもどんどん挑戦して人生を楽しんでいきたいと考えています」

と仰っています。

 

吉野さんがブランディング出版を選んだのは、自分自身のDNAを残すためである、と仰っているのです。

ではDNAとは何でしょうか?

それは、マニュアルやルールにはない、「人間的な感情の部分」であると、私は考えます。

 

自分がどういうストーリーを辿ってきたか、そのストーリーの中で何を学んだのか、これは吉野さんだけの経験であり、これこそが吉野さんのDNAなのです。そしてそれを伝える手段として吉野さんは本を選択されました。経験と感情を削ぐことなく、本にして社会に訴えかけていくのは、とても有意義な手段であると私は考えています。

 

インタビューを聞いた上で、先日もり一さんの店舗に伺いました。もり一さんのお寿司は元々好きだったのですが、お寿司を食べると以前よりも美味しく感じました。

 

なんでだろう、と考えると、私自身が吉野社長から赤シャリの開発の経緯を教えて頂いたからだ、ということに気がつきました。(この赤シャリの開発の経緯は本の中にも書かれています。)つまり、開発者の想い、その歴史を知った上でサービスに触れることでよりその企業に親近感が湧くこともあるのです。

 

この本を読んでもり一に行くと味の受け取り方が変わるかもしれませんし、本を読んだことをきっかけにお店に行く人もいるでしょう。「DNAの継承」と「ファンの獲得」。その側面がブランディング出版にはあります。

 

ブランディング出版と自費出版は何が違うのか、というお話をよく伺いますが、ブランディング出版は自費出版とは異なり、スタックアップが製作、宣伝、流通、販売をバックアップします。出版社も付きます。

 

会社の情報をマニュアルとして残すことは簡単だと思います。しかし、これからの時代、私はマニュアルよりも感情の部分が大切になると考えています。社員が、立ち上げ当時の状況、創業者の思いや苦労などの感情の部分を知らないという企業もあるのです。感情的な繋がりを社員と共有することは、社員の仕事への姿勢にも影響すると、私は考えます。

 

本を作ることで100年後でも創業者や経営者のDNAを引き継いでいくことは可能であると私は考えています。業務の継承だけではなく、創業当時の経営者の情熱、様々な困難や栄光など、そのDNAを引き継ぐことが会社の魅力を作っていくのではないでしょうか。

 

 

スタックアップでは、ブランディング出版のプロデュースをお手伝いさせていただいています。ブランディング出版によって、仕事の受注が全国から来るようになったと言う例もございます。

少しでもブランディング出版に興味をお持ちになられた方は、ぜひスタックアップまでご連絡をください。無料での相談も受け付けております。

 

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