セミナーの成約率が○倍に!実例から考えるセミナー成功のポイント
こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。
弊社は、本の企画〜販売戦略までをプランニングする「出版企画・総合出版プロデュース」の会社です。代表の後尾が自ら取材にも同行し、多くの経営者様の体験談や情熱を「本」という形にまとめ世に発信しています。
「セミナーをしても自社サービスの売上にうまく繋がらない……」
セミナーをよく開催される企業の担当者様からこういった話をお伺いする機会があります。確かに、1時間や2時間という限られた時間で自社サービスの魅力や、自らが言いたいことをしっかりと伝えきるのは簡単なことではありません。
しかし本を活用することで成約率を飛躍的に向上した会社があります。企業の「人事評価制度の支援サービス」を提供し、そのマーケティングの一環で頻繁にセミナーを行っていました。
本日は、セミナーでの成果を最大限あげる手段としてブランディング出版がいかに有効的か、ということについて実例を交えてお話したいと思います。
■全く新しいサービスをセミナーで伝える難しさ
インタビュアー(以下:イ):本日はブランディング出版✕セミナーの効果についてお伺いします。
「人事評価制度の支援サービス」を提供している会社だったということですが、サービスのメリットを伝えるのはたしかに難しそうに感じますね。これまで一般的でないサービスなら尚更だと思います。
後尾:その会社では元々、本で会社のブランディングをしたいと考えていて私と会う前にも1冊作っていたそうです。ですがその本は出版社の意向が強く反映されてしまい、内容が会社のブランディングにはならなかった。
出版社側との方向性の違いで、世間で売るための一般的な本になってしまったと言っていました。偶然の出会いからその様な話を聞き、スタックアップでブランディングに重きを置いた出版をしたいと、そこから私がプロデュースさせていただきました。
イ:その本は一体どういった内容だったのでしょうか?
後尾:求職者が会社を選ぶ判断基準についてです。
企業の人事評価制度がどうなっているのかを見れば、その会社が良いか悪いか一目瞭然だというのです。この本は就職活動を行う方にも学びとなる内容ですが、あくまでも本当のターゲットは採用する側、企業の人事部でした。
自社の人事評価制度のサービスを知ってもらい、導入してもらうことが目的ですから、定期的に開催しているセミナーで使える本として作ったのです。
イ:セミナーで実際に配布されたのですか?
後尾:はい。弊社はブランディング出版を行っていただいた方に2000冊を贈呈しています。それらをセミナーで配布したそうです。セミナーはどうしても時間が限られていますから伝えたいことを全部伝えるのは不可能に近いです。
そこを来場された参加者に本を渡すことで、会社に持ち帰って改めてその本を読んでいただく。本を通して成功例などを知ることができる上に、セミナーに参加した人事担当者から社長へ、また別の社員へなどと本を会社内で回し読みできる。
説明が難しいサービスでも、人事担当者から決裁者である社長にその本さえ渡れば、サービスの必要性を感じてもらうことができる。本を使うのは上手いやり方ですよね。
イ:そもそもセミナーって聞いているようで聞いていなかったり、終わった瞬間に内容を忘れていたりしますよね。しかし本があれば伝えたいこと全て会社に持って帰っていただける、そして導入まで社長を口説きやすいということですね!
後尾:そうです。その効果として口コミでどんどんセミナーの集客数が増えたので、次に社長、経営者に向けての本も出版しました。
「人事評価制度を変えたら売り上げが3割上がります」という内容です。その辺りから受注が増えていったそうです。その後も利益を宣伝広告費にどんどん投入し、多くの本を出版されましたね。
イ:それから、その会社はどう成長していったのでしょうか?
後尾:セミナーの集客数も増えて成約率が右肩上がりに何倍も上がったそうです。それだけでなく、計画性を立てたブランディング出版を行った結果、出す本がどれも売れました。最終的にはその本の売れ行きを出版社に伝わり、ブランディング出版ではなく商業出版として、出版社から直接オファーが来るようになりました。
おそらくCMやメディアでのコマーシャルも積極的に打っていましたので、認知度が上がっていったのもあると思います。結果としてその会社は上場し、都内一等地のオフィスビルワンフロアに会社を移転されました。素晴らしい功績ですね。
■人事評価が優秀な社員の流出を防ぐ
その社長が仰っていたことですが、5年ほど前からずっと強調していたのは「これからは人材採用不足による倒産が起きる」ということでした。いい人材を採用できない企業がどんどん潰れていくということです。
5年前に言っていたこのことが今まさに日本国内で起きています。人材不足が顕著に現れ、企業間では優秀な社員の引き抜き合戦が起きています。そして、優秀な社員を守るためには「しっかりした人事評価が必要である」ということ。
評価が見える化されれば必要とされていることもわかる、これから何を補っていけばいいかも明確になる。社員がその会社で働くことのやりがいを感じてもらえるんだと。それだけ人事評価という制度は大切なんだと説いていらっしゃったのです。
イ:セミナーでは伝わりにくい内容も、プラスアルファで「本」という目に見えるカタチを残すことで成約率を高めることができるのですね!
いかがでしたでしょうか?
スタックアップではブランディング出版のプロデュースに関するご相談などを、随時承っております。お気軽にご相談ください。ブランディング出版によって、仕事の問い合わせが全国から来るようになった事例などもございます。
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