売れる本の特徴を”売れた本”から考える!出版プロデュースの経験で培った直感とは。

カスタム出版、出版プロデュースはスタックアップ

こんにちは。スタックアップ、ブログ担当です。

弊社は、本の企画立案、出版社への提案、制作、販売戦略までをトータルでプランニングする「出版総合プロデュース」の会社です。

これまで多くの書籍を企画し、世に発信して参りました。

 

スタックアップは、新灯印刷という印刷会社の子会社です。新灯印刷では、弊社がプロデュースした本以外にも多くの書籍の印刷を担当してきました。

そういった経験から、弊社の代表の後尾は印刷を引き受けるタイミングで「売れそう!」と感じたものが本当にヒットする、という境遇を幾度となく体験してきました。

 

そこで、本日は代表の後尾に「売れる!」と直感で感じる本の特徴について聞いてみようと思います。

 

本当に“良い本”は、何冊も買ってもらえる!

インタビュアー(以下:イ):本日は「売れる本の特徴とは?」ということなのですが、最近社長は何か本を購入しましたか?

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後尾:少し前に、「君たちはどう生きるか?」(2017年、マガジンハウス、著:吉野源三郎、イラスト:羽賀翔一)を購入しました。

 

イ:80年前に出版されたものがマンガ化され話題になった本ですね。

後尾:そうです。3冊も買ってしまいました。

 

イ:おおお。3冊もですか?

後尾:自分用、会社用、子供用の3冊です。それくらい価値のある本でした。あの本はタイトルも目を惹きますが、内容が素晴らしかった。
テーマが今の時代にもマッチしていました。便利になっている分息苦しさを感じる世の中ですから、同じように感じている方々にあの本は必要とされているのだろうなと、読みながら感じていました。
本当に良い本って、人にオススメしたくなりますよね。なので何冊も購入してもらえる。

 

 

読者の困りごとへの答えが明確だと売れる!

イ:私も良いと思った本は友達や家族に紹介します。

後尾:そうですよね。それで、「君たちはどう生きるか?」が売れた理由は「売れる本の特徴」にも繋がります。
そもそも、どうして人は本を読むのだと思いますか?

どうして、「君たちはどう生きるか?」は売れたのでしょうか?

 

イ:現代に息苦しさを感じているから、というお話でしたが…。

後尾:人って、現状に困っているから本を読むんですよね。課題に対する解決策を探して本を読んでいるわけです。「君たちはどう生きるか?」は、その解決策に近いものを本の中で提示しています。

 

イ:読者が求めている答えがある、ということですね。

後尾:そうです。だからあの本は売れたのだと私は考えています。ベストセラーの条件として、「読者の課題に対して答えが明確になっていること」が一つ挙げられます。そして、その答えがどこにでも転がっているような、今まで使い古されてきたようなものではなく、”斬新”なものであればあるほどその本は売れる、と私は考えています。目新しさのないものは1回買っただけで飽きてしまいます。

 

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日本人の特徴を踏まえて、興味ポイントを捉える

イ:確かに、どこかで見たことがあるようなものよりも、新しい発見がある方が他人にも勧めたくなりますね。

後尾:それからベストセラーで言えば、「目は1分でよくなる」(自由国民社、2014年、今野清志)という本も面白い例です。累計30万部のベストセラーになった本なのですが、本のタイトルを見て、本当に1分で目が良くなるの?って思いませんか?

 

イ:いやいやいや…いくらなんでも1分で、と思います。

後尾:その通り、本当に1分で視力が良くなるのかなんて誰にもわかりません。でも、日本人は目が悪い人が多い。「本当に1分でよくなるの?」と疑いながらも自分のこととして気になってしまう。そしていざ手に取ってみると内容が面白い、これは売れますよ。

 

イ:その本は他にもシリーズとして、「猫背は治る」(自由国民社、2012年、小池義孝)という本もありますよね。

後尾:あれも約40万部売れたそうです。自由国民社の社長さん曰く、あの本は読者から愛読者ハガキがたくさん届いたそうです。こんなことは初めてだとおっしゃっていました。とても好評で読者からものすごく感謝された、と。
初版の5000部からどんどん増刷していったそうです。

 

イ:確か、この本はドクターが書いた本だったでしょうか?

後尾:気功での治療を専門にされている先生ですね。この本も、猫背は日本人にも多い、という特徴に注目した本です。体の構造上、脳は重いので猫背になると体の色々なところに支障をきたすんです。日本人の特徴を上手く生かした本ですね。

 

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ダサ可愛い装丁は親近感を醸し出す

イ:こういった本のシリーズって、医学書というジャンルになるのでしょうか?

後尾:ジャンルとしてはそうなるのではないでしょうか。どうしてですか?

 

イ:装丁がどちらかというとポップなので医学書だと思いませんでした。医学書ってもっとお堅いイメージがあったので。

後尾:この装丁を担当された竹内さん曰く、企画の段階からこのイラストで行こうというお話をされていたそうです。少しダサカワなイラストを入れるだけで、不思議と親近感が湧くものなのです。

 

イ:タイトルも相まって、手に取るハードルが一気に下がったような気がします。

後尾:そうやって親近感を抱かせる装丁を作るのも、本が売れる特徴の一つだと私は考えています。真面目で堅苦しい医学書、というイメージを取り払ったわけですから。

 

 

人々の隠れた悩みをタイトルで訴求!

イ:今まで、売れる本の条件として

「読者の求めている新鮮な答えが用意されていること」

「日本人の特徴を掴み、興味をそそるテーマが提示されていること」

「親近感のある装丁であること」

が挙げられました。他にも何か売れる本の条件はございますか?

後尾:あとは、やはりタイトル。
以前、「人は見た目が9割」という本がミリオンセラーを叩き出しましたが、本でも同じことが言えます。本も、見た目やタイトルが9割だと言えるでしょう。

 

イ:確かに、「猫背は治る」でもポップな表紙だから手に取りますけど、堅苦しいタイトルだったら敬遠してしまうかもしれませんね。

後尾:そうですね。私が担当した本で「社内プレゼンの資料作成術」(ダイヤモンド社、2015、前田鎌利)という本があります。この本も10万部を突破したベストセラーになっているのですが、どうしてこの本が売れたかわかりますか?

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イ:プレゼンって、社内プレゼンもあるとは思いますが、基本的に社外にするイメージです…。

後尾:そうなんです。目の付け所はそこなのです。
この本がなぜここまで売れたのか。敢えて社内プレゼンの資料作成術に目を付けたからなんです。この本はプレゼン資料の作り方なので、社外向けにももちろん使えます。でも、売り出し方を変えたんですね。社外向けのプレゼン資料の作成術は世の中に溢れていますが、社内向けのプレゼン資料作成術の本はない。

 

イ:ついつい社外と社内を分けて考えてしまいがちですよね。

後尾:潜在的なニーズ、目には見えないけど実は必要としていること。それをタイトルで提示することも、売れる本には重要なものであると私は考えています。

 

イ:売れる本には必ず多くの理由があって売れる、ということですね。

 

 

売れる本をつくるためのスタックアップの企画力

 

ここまでターゲットを明確にした企画が大切だ、というお話をしました。

 

では、スタックアップではどういう流れで売れる本のための企画を作るのか、どのようにして出版社に売り込むのか、お話をしていきます。

 

1.企画を立てるまでの濃厚なプロセス

スタックアップでは、企画作成のために行うヒアリングの段階から出版プロデューサーが同席し、著者様にインタビューを行います。計10時間にも及ぶインタビューの中で、著者様の話を掘り下げていき、企画にすべき内容を洗い出していきます。

 

商業出版でもカスタム出版でも関係なく、売れる本を作るためには差別化された斬新な企画が必要です。斬新で売れる本を作るために必要なのはどうしても「結果」だと思われがちですが、実は結果よりも「過程」の方が大切です。ですので、著者様にヒアリングを行い、「過程」について深く掘り下げていきます。その中には必ず読者に刺さるものがあります。それを明らかにした上で、出版社に持ち込む企画書を作成します。こうして売れる本は作られます。

 

2.出版社の選び方が大事!

売れる本を作るために、企画作成の段階で「ジャンル」や「ターゲット」を明確にすることはとても大切です。具体的なイメージを持つことでより読者に刺さる企画を作ることができます。売れる本は全てそこが明確になっています。

 

それと同じように、企画の持ち込みを行う出版社も、その出版社の得意分野に合わせることが大切です。売れる本は、大体がそのジャンルを得意とする出版社から出ています。

 

医療系の実用書が強みの企業にビジネス書の企画を見せたとしても、その企画が通ることはまずないでしょう。スタックアップはビジネス書と自己啓発と実用書の企画が得意で、それらを出版している大手出版社とのコネクションがあります。

 

3.アプローチ可能出版社一覧

「ビジネス書」であれば、ダイヤモンド社・東洋経済新報社・アーク出版・フォレスト出版・マキノ出版・きこ書房・総合法令出版・実業之日本社・プレジデント社・朝日新聞出版社・産経新聞出版社・リベラル社。

 

「実用書」であれば、自由国民社・東邦出版・誠文堂新光社・光文社・世界文化社。

 

「学術系・教材系」であれば学研、原書房・学文社など。

 

「自己啓発系」・「スピリチュアル系」では、サンマーク出版、東邦出版、フォレスト出版、文響社、クローバー出版などにアプローチすることができます。

 

上記以外にも幅広い分野を取り扱っている扶桑社へのアプローチも可能です。

 

4.本を売るためには出版社営業との関係性が重要!

スタックアップの母体企業は約70年の歴史を持つ新灯印刷です。これまで多くの出版社との印刷での取引実績があり、信頼関係を築いてきました。そのため、上記の出版社のように多くの出版社とのコネクションがあります。スタックアップだからこそ、出版社の編集者、営業の方々に時間を確保していただき、商業出版の企画提案を行うことができます。

 

また、活字離れが進み出版業界の規模が縮小する今では、出版社の中でも営業の存在が重要になっています。時代の変化によって営業がもつ現場の情報を編集側も重宝しています。また、営業は本を売り込む熱意を書店側に伝えるためにもとても大切な存在です。営業の熱意が書店側に伝わった本が売れるようになっているのです

 

ですので売れる本を作るためには、編集者だけでなく営業とも関係を作る必要があります。スタックアップは現場で活躍されている営業の方とも信頼関係を築いています。売れる本の特徴についてのインタビューを行なっておりますので、こちらからどうぞ!

 

いかがでしたでしょうか?

ベストセラーと言われるものには、売れる理由が必ずあります。

そして、スタックアップではいくつものベストセラーを世に生み出した経験豊富なスタッフが在籍しています。

 

出版未経験の方でも一からサポートいたします。

本の企画出版をお考えの際は、スタックアップにぜひお任せください。まずはお問い合わせをお待ちしております。

 

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